キレイな人たちがこぞって使っているアロマオイル。人間が本来持っている自然治癒力を高める心と身体の美容液ともいえる存在です。配合されるハーブによって、不眠などさまざまな体の不調を改善する効果が期待され、人気を集めています。アロマテラピーの本家・フランスでは医薬品として扱われているものもあり、アロマテラピーは正式な医療行為として認められているほどです。

王道ともいえる香りといえばやっぱり「ラベンダー」。シソ科の低木常緑樹であるラベンダーの花と葉から抽出されるオイルは万能のアロマオイルとも呼ばれています。フローラルで薫り高いラベンダーは自律神経のバランスを整え、リラックス効果をもたらしてくれるといわれます。日頃ストレスを感じている人は試してみるといいでしょう。痛みの緩和にも役立つそうで、頭痛や生理痛でお悩みの方にもおすすめです。

アロマの中でも人気があり、精油の女王ともいわれている「ローズ」。甘く優雅な香りに気分が癒されるのはもちろん、女性の心と身体に働きかける作用がたくさんあるのが大きな特徴です。心身のヒーリングだけではなく、アンチエイジングやホルモンバランスの安定にも役立つといわれています。更年期障害でお悩みの年配女性がよく利用しているそうです。

香りが馴染みやすく長く残るのが「サンダルウッド」。お寺や仏間を連想させる、静かで深い香りが特徴的です。サンダルウッドは、リンパの流れを良くして、むくみや冷えの改善に役立つといわれています。男性にも人気の香りです。

人気の香りを３つ紹介しましたが、一番大事なのは自分が好きな香りかどうか。好きな香りであればそれだけで気分が落ち着き、リフレッシュできるものです。オイル選びがはじめての人は、まず手にとって香ってみて、気に入ったものを使ってみてくださいね。

手軽に楽しむなら「芳香浴」がおすすめです。ハンカチやティッシュにオイルを1～2滴落としてベッドの横などに置くだけでもいいですし、専用のディフューザーにオイルを落とせば香りが広がり、お部屋などの空間全体で香りを楽しめます。

アロマオイルを配合したケアアイテムなどを使ってみるのもいいでしょう。顔にも身体にも使うことのできるマジックソープには11種類の香りがあり、無香料のもの以外にはすべてアロマ精油が配合されています。これだけバリエーション豊かなので、自分の好きな香りがきっと見つかります。さまざまな種類のあるアロマオイルで、心にも身体にも元気をチャージしてみてはいかがでしょうか。