ストレスが心身におよぼす影響

xf5705206441xふだんからよく耳にする「ストレス」という言葉。原因は暑さや寒さなどの環境によるものから、人間関係、仕事、病気などの健康の悩み、はたまた将来の悩みなどさまざま。私たちはこのストレスを何らかの形で解消しながら生活しています。ですが、このストレスを処理しきれなくなると心と身体のバランスがとれなくなり、気付かないうちに健康に悪影響をおよぼしてしまうのです。

頭痛が続く、身体がだるいなどの症状をただの疲れと侮ってはいけません。そのまま放置しておくと、胃腸などの消化器疾患や高血圧、糖尿病の悪化、またうつ病などのメンタルヘルス不調に陥ることもあります。そしてストレス過多は集中力の低下やミスの増加、人間関係のトラブルや生活リズムの乱れなど、行動面にも変化をもたらします。本人に自覚症状がないこともありますが、まわりの人が「いつものあの人らしくない」と感じたら心の病を疑ってもいいのかもしれません。ストレスというのは、生きている限り誰にでもついて回るもの。その影響を受けると知った上でストレスを解消し、適度にコントロールできる人が健康な人といえるでしょう。適度なセルフケアを行い、ストレスに負けない生活習慣を身につけていくといいのではないでしょうか。

まず、起きたら朝日を浴びて深呼吸。ストレスで乱れがちな体内時計をリセットし、心身の状態を整えます。日中は笑顔でコミュニケーションをとるように意識しましょう。笑うことで緊張がほぐれてリラックスできますし、相手に安心感を与えられるのでコミュニケーションも円滑に進みます。そして帰宅後はぬるめのお湯にゆったりと浸かりましょう。湯船の中で全身をほぐして睡眠の準備を行い、夜中の12時までには眠りにつきます。こうすることで、心と身体のバランスが自然と整ってきます。

それに加えて、メンタルヘルス対策に有効なツールを使うのもいいかもしれません。あんしん財団というところが提供しているツールは中小企業の経営者やメンタルヘルス対策の担当者なのですが、誰でも無料で使えるため1度チェックしてみるといいでしょう。セルフケアに関するコンテンツも用意されています。ストレスとの上手な付き合い方を早めに見つけられれば、活力にあふれた生活を実現できるはずです。

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